フランス1328年から1350年発行の、シェーズ・ドール金貨(※)です。

(※)シェーズ・ドール金貨

フィリップ４世から続くフランス王によって鋳造されました。 シェーズ・ドールは「黄金の椅子」を意味し、貨幣のデザインには王が玉座に座る姿が描かれていました。これは王権の象徴であり、フランス王室の威厳や権威を示すものとされています。

表面：フィリップ6世が玉座に座っている様子

フィリップ6世（フィリップ6世、1293年-1350年8月22日）は、ヴァロワ朝の初代フランス国王で、在位は1328年から1350年です。

フィリップ6世の治世は、ヴァロワ朝の新しい時代の幕開けであると同時に、フランスがイギリスと対立する「百年戦争」の長期的な困難に耐える時代でもありました。社会経済的な混乱はフランス社会に深い影響を残し、後のフランス王たちの統治にも影響を与えました。フランスが新しい王朝のもとで統一を維持しつつも、戦争や疫病に苦しむ不安定な時代であったと言えます。

裏面：4枚の花びらと十字架

フルール・ド・リス（ユリの花）もデザインされております。フルール・ド・リスは、フランス王家の象徴として古くから用いられ、純潔、威厳、王権の象徴とされています。

NGC社鑑定で、総鑑定枚数27枚‼

本コインは、5thグレードの高鑑定6枚の内の1枚です。

(+プラス付加鑑定を含む)

(2024年11月リサーチ/鑑定数等、変動する場合が有ります)

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FRANCE FR-269 PHILIPPE VI CHD'OR (1328-50) NGC MS62 ID8350