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表面：ジョージ三世とシャーロットの左向き胸像

碑文：GEO＆CHARLOTTE CROWND SEPTEM 22 1791

裏面：左を向いて座り、左に笏を持ち、右にオリーブの枝を持っているブリタニア(＊)

碑文：SOVER EIGNS&SUBIECTS UNITE TO GLORY IN ME=

君主と臣民は栄光のために団結する

(＊)ブリタニアはイギリスを擬人化した女神とされており、由来はグレートブリテン島のラテン語名からと言われています

1728年、王太子フレデリック・ルイスの長男として誕生したジョージ三世。

個人で農場を持ち、散歩で出会った庶民に気さくに声をかける姿から、

「農民ジョージ」と呼ばれるように、農民たちから親しまれていた人物です。

1744年、メクレンブルク＝シュトレーリッツ公子カール・ルートヴィヒの末娘として誕生した

シャーロット・オブ・メクレンバーグ＝ストレリッツ。

芸術を積極的に支援したり、自然科学や植物画の発展に寄与するなど、芸事に長けた才女だったようです。

そしていつも控え目で、出過ぎた真似は一切しない女性だったと言われています。

二人は夫婦仲が円満な、幸せな結婚生活を送っていたようです。

ジョージ三世の精神疾患がひどくなってからもシャーロットは王を支え続けたと言います。

そのような仲睦まじい2人の門出ともいえる戴冠式を記念して発行されたコイン。

2人の表情からは、これからの長い時を共に過ごし、時に訪れるであろう困難に立ち向かう、

その意志の強さを感じられるように見えます。

NGCではコチラのたった1枚！！！

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G.BRIT MEDAL BRONZE GEORGE III CORONATION GILT BRITISH HISTORICAL 1761 NGC MS61  ID7722