ドイツ バイエルン 2ターラー銀貨 総合産業博覧会 マクシミリアン2世 ガラスの宮殿 1854 高鑑定 MS61 総鑑定枚数19枚
¥158,000
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表面:右を向いたバイエルン王マクシミリアン2世の胸像
碑文:MAXIMILIAN II KŒNIG V. BAYERN
C. VOIGT
裏面:ガラスの宮殿
碑文:ALLGEMEINE AUSSTELLUNG DEUTSCHER=ドイツ総合産業博覧会
INDUSTRIE UND GEWERBS-=産業と商業
ERZEUGNISSE=製品
MÜNCHEN=ミュンヘン
1854
【マクシミリアン2世(1811年11月28日~1864年3月10日)】
マクシミリアン2世(Maximilian II)は、バイエルン王国の第3代国王として
1848年~1864年の間在位していた王です。
1832年には廃墟と化していたシュヴァンシュタイン城を購入し、
1853年にこの城をホーエンシュヴァンガウ城に改築しています。
後に息子のルートヴィヒ2世は、このホーエンシュヴァンガウ城の近隣に
ノイシュヴァンシュタイン城を建築しました。
ノイシュバインシュタイン城は、現在はロマンティック街道の終点として、
人気の観光スポットとなっており、この城の名前を耳にしたことがある方も
多いのではないでしょうか。
【ドイツ総合産業博覧会】
ドイツの産業を世界に紹介することを目的として1854年7月15日から10月15日まで続いていたものです。
ドイツ語圏では1842年にマインツのドイツハウスで、小規模な第1回ドイツ産業博覧会が開催されたのを始まりとし、
1844年にベルリンのツォイクハウスでドイツ総合見本市が開催、1850年にはウィーン、
ライプツィヒで開催されていました。
これらの博覧会の成功を受け、進歩的なビジネス拠点としてのミュンヘンの評判を確固たるものにし、
ミュンヘンを重要な見本市の開催地として確立したいという彼の願望から、
開催が決定されたと言われています。
マクシミリアン2世はこの展覧会で、バイエルン州の産業と工芸の発展に
決定的な弾みをつけることを目的としていました。
したがって、ドイツの高度な産業と商業に関するこの最初の全国的な概要を
ミュンヘンに持ち込むという彼の決定は、非常に近代的な経済政策の一部でした。
しかしコレラの流行により、影を落とすこととなるのです。
【ガラスの宮殿】
ガラスの宮殿は、1931年に焼失したミュンヘン中心部の旧植物園の敷地内に1854年に
建てられた展示館です。
細長い長方形のガラスの宮殿は、中央に翼廊、身廊の端に長方形の延長部を持つ
本館の5つの側廊と2階建てのホールの形で、長さ234メートル、幅67メートル、
高さは25メートルでした。
完全にガラスと鋳鉄で建てられた建物になります。
1931年6月6日、放火によるとされる火事でこのガラス宮殿は全焼し、国際的な美術展として使用されていたため、
3000点以上の美術品が焼失し、1000点の作品がひどく損傷、無傷で復元できたのは80点のみとなり、
ヨーロッパの芸術作品を破壊した最大の災害の1つと言われました。
マクシミリアン2世の期待と経済政策の見込みがコレラにより、儚く終わりを迎えることとなり、
如何なものだったでしょうか。
様々な思いのこもった1枚です。
PCGS社鑑定で、総鑑定枚数19枚!!
本コインは、4thグレードの高鑑定1枚のそのコインです。
(+プラス付加鑑定を含む)
(2024年6月リサーチ/鑑定数等、変動する場合が有ります)
GERMANY Bavaria Exhibition Edge-VEREINSMUNZE 1854 PCGS MS61 ID7720
ID | ID7720 |
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国 | ドイツ |
材質 | 銀 |
デザイン | 人物 |
グレード | SC=SLABCASE(スラブケース入り) |
直径 | 約41 mm |
品位 | 銀=0.900 |
発行枚数 | |
重量 | 約37.12g |
鑑定機関 |
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