古代の中でも、女性像の大型コインは珍しく

そして海外でも人気です!!

古代コインを代表する1枚!! 

美しく輝く貴重な歴史的銘品!!

プトレマイオス朝エジプトの女王であるアルシノエ2世が描かれているオクトドラクマ金貨(※)です。

(※)オクトドラクマ金貨は、古代エジプトや古代ギリシャで発行された金貨です。

8ドラクマの価値があり、当時の最高額の金貨でした。オクトドラクマ金貨は、

その高い品質と美しさで知られており、現在でも世界中のコレクターに愛されています。

表面：ベールを被ったアルシノエ2世の肖像

左側に刻印されているギリシャ文字のΚ（カッパ）は、ギリシャ数字で20を表します。

アルシノエ2世は、プトレマイオス朝エジプトの創始者であるプトレマイオス１世ソテルとエウリュデュケーの娘であり、プトレマイオス2世フィラデルフォの異母姉妹です。

紀元前300年、アルシノエ2世はトラキア王リュシマコスと結婚し、トラキア王妃となりました。 しかし、リュシマコスが亡くなると、紀元前285年にプトレマイオス・ケラウノスと再婚してエジプト王妃となります。それも長くは続かず、プトレマイオス・ケラウノスが暗殺されてしまいます。

その後、アルシノエ2世は紀元前278年に実弟であるプトレマイオス2世と結婚し、再びエジプトの王妃として国政に関与しました。 この結婚は、エジプト王朝の結束を強化するためのものであり、彼女の政治の影響力がさらに高まりました。

プトレマイオス朝エジプトで特に影響力を持った女王であり、エジプトの政治や軍事、外交に積極的に関与しました。プトレマイオス朝エジプトの最も強力な女王の一人であり、その政治的・軍事的才能は、エジプトの繁栄に大きく貢献しました。

また、アルシノエ2世は、美しい容貌と知性で知られ、古代エジプトの国民から愛されていました。

裏面：2本のコルヌコピア

碑文：ΛPΣINOHΣ ΦIΛAΔEΛΦOΥ

コルヌコピア(Cornucopia)は、ギリシャ神話に登場する豊穣の女神アマルテイアの角です。

アマルテイアの角は、果物や穀物、花など、あらゆるものを無限に生み出すと言われています。

食べ物と豊かさの象徴として用いられ、角をモチーフとしており起源は紀元前5世紀に遡ります。

コーニュコピアは、豊穣の角、アマルティアの角、収穫の円錐とも呼ばれ、都市景観シリーズなど、様々なコインのワンポイントデザインとしても受け継がれ、まさに先人が考え抜いた由緒ある「ロゴ」とも言えます!!

古代コイン鑑定(NGC社グレーディング)の「Strike*打刻」、「Surface*表面」は、

それぞれ5/5が最高数値です。

△

UNC・・・完全未使用ハイレベル

MS・・・未使用レベル ←←←

AU・・・準未使用レベル

XF・・・極めて美しい状態

VF・・・美しい状態

F・・・激しい損傷がない並品

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(上部ほど状態の良いコインです)

本コインは、MS (未使用レベル) 打刻：5/5、表面：2/5 の高鑑定品です!!

＜画像クリックでNGC社サイトが確認できます＞

ex-jewelry・・・かつてジュエリーに使用されていたとされるコインを示します。

Brushed・・・ブラシやケバなどで汚れを取り除いたという状態をいいます。

edge repairs・・・コインのエッジに何らかの形の変更が加えられたことを示しています。

PTOLEMAIC KINGDOM ArsinoneⅡ,d.270/68 BC AV Octodrachm (27.06g) Brushed. Edge repair. issued after c.193/2 BC NGC MS Strike 5/5 Surface 2/5 ex-jewelry ID7498