ポルトガル ペカ金貨 ジョアン6世 / ポルトガル・ブラジル及びアルガルヴェ連合王国の国章 1824 MS63
¥480,000
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表面:桂冠をつけたジョアン6世の右向きの肖像
碑文:JOANNES VI D G PORT BRASIL ET ALG REX
ジョアン6世は1767年5月13日リスボンのアジュダ王宮で、マリア1世と王配(※)ペドロ3世の子として誕生しました。
1792年から摂政を務め、1816年~1826年の間ポルトガル王として在位します。
1826年3月10日58歳、リスボンのベンポスタ宮殿でこの世を去りました。
ナポレオン・ボナパルトの軍隊によるポルトガル侵攻に対して応戦することを決断し、
海と様々な大陸においてフランスと開戦、抵抗をしフランス軍を苦しめました。
結果としてナポレオンの推論の通りにはいかず、過信と自己過大評価により征服は失敗したのです。
流刑先のセントヘレナ島でナポレオン・ボナパルトは、
「私の手からたくみに逃れたのは、ポルトガルのジョアン6世だけだった。」と述懐したとか…。
(※)王配(おうはい)は、一般に女王の配偶者に与えられる称号のことです
裏面:ポルトガル・ブラジル及びアルガルヴェ連合王国の国章
航海に必要な道具であり、大航海時代におけるポルトガルの海外進出と
世界中に広がる植民地を統括する繁栄と歴史を表す天球儀、
国章を含んだ盾を十字状に5つ配置したもの、7つの城、王冠、
そして下部の緑と赤は共和政の象徴として描かれています。
ポルトガル・ブラジル及びアルガルヴェ連合王国とは?
かつて1815年から1825年までポルトガルとブラジルにまたがって存在した同君連合の王国のことです。
ポルトガルの首都リスボンがフランス軍の手に落ちる直前の1807年11月末、
当時ポルトガルの女王だったマリア1世とジョアン王子(後のジョアン6世)、
王族や貴族・官僚、大商人など1万5千人以上の人民・軍隊が、ポルトガルの植民地であった
ブラジルのリオデジャネイロに逃亡をしたことから始まります。
そして1808年からは、リオデジャネイロがポルトガル(およびブラジル)の首都となり、
1815年にはブラジルがポルトガルと同格の王国に昇格したことでポルトガル・ブラジル及び
アルガルヴェ連合王国(1815-1825)として、同格の同君連合が成立しました。
その際に採用されたのがこの国章です。
NGC社鑑定で、総鑑定枚数49枚!!
本コインは、No.4ポジションで6thグレードの高鑑定22枚の内の1枚です。
(+プラス付加鑑定を含む)
(2024年3月リサーチ/鑑定数等、変動する場合が有ります)
PORTUGAL PECA Gold JoãoVI 1824 NGC MS63 ID7531
ID | ID7531 |
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国 | ポルトガル |
材質 | 金 |
デザイン | 人物 |
グレード | SC=SLABCASE(スラブケース入り) |
直径 | 約32mm |
品位 | 金=0.9170 |
発行枚数 | 1553枚 |
重量 | 約14.342g |
鑑定機関 | NGC |
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