【追加情報でコインの直径等が確認できます】

ドイツ1854年ハノーファー発行の、ゲオルク5世が描かれている10ターラー金貨です。

ターラーは16世紀以来数百年にわたりヨーロッパ中で使われていた大型銀貨です。

その名残は、現在もアメリカ合衆国ドルをはじめとするドルや、2007年までスロベニアで使われていたトラールなどの通貨名に残ります。

(※)ハノーファー王国は、現在のドイツ北部、ニーダーザクセン州に存在した国家です。

1803年にフランスに占領されたブラウンシュヴァイク＝リューネブルク選帝侯領が領土を回復し、

1814年のウィーン会議によって王国に昇格することで成立しました。

ドイツ連邦の加盟国となり、1866年に普墺戦争に敗れてプロイセン王国に併合され、消滅しました。

表面：ゲオルク5世の肖像

ゲオルク5世は、最後のハノーファー国王です。イギリス王ジョージ3世の孫であり、

イギリス王族としてカンバーランド公の爵位も継承しています。

裏面：ハノーファー王家の紋章

碑文：ZEHN THAL. 1854

NGC社鑑定で、総鑑定枚数6枚!!

本コインは、最高鑑定枚数2枚のそのコインです。

(+プラス付加鑑定を含む)

(2023年4月リサーチ/鑑定数等、変動する場合が有ります)

＜画像クリックでNGCサイトが確認できます＞

GERMANY HANNOVER 10 Taler Gold Ernst August 1854 NGC MS63 ID6589