【追加情報でコインの直径等が確認できます】
ファテ・シンの治世に発行された1ルピー銀貨です。
(ルピーはインド・パキスタン・スリランカ・ネパール・セーシェル・モーリシャスで
使用されている通貨の名称で、中でも最も多く使われているのがインドになります。)
【メーワール王国】
強大な力を持つムガル帝国に恭順すること、ムガル皇帝への帰属を拒否したため1567年、
当時の首都であったチットールガルが包囲されてしまいます。
翌年2月に首都が陥落してしまいますが、落ち延びたウダイ・シング2世によって
新しいメーワール王国の新しい都として築いたのがウダイプールになります。
その後、紆余曲折を経て1818年、メーワール王国はイギリスと軍事保護条約を締結し、
イギリスに従属する藩王国となります(ウダイプール藩王国)。
最終的には1947年8月15日、インド・パキスタン分離独立の際、
ウダイプル藩王国はインドへと併合されています。
【ファテ・シン】Fateh Singh(出生:1849年12月16日/死去:1930年5月24日)
1884年から1930年までの約46年間、ウダイプールを首都とするメーワールのシソディア王朝、
すなわちウダイプール藩王国のマハラナとして君臨した人物です。
マハラナは、インドの王室の称号であるラナのバリエーションになります。
マハラナは「偉大な王」または「高い王」を意味しており、「マハラジャ」という言葉に似ています。
表面:चित्रकूट उदयपुर
裏面:दोस्ती लंधन ૧૯८५ विः
NGC社鑑定で、総鑑定枚数128枚!!
本コインは、準最高鑑定26枚の内の1枚です。
(+プラス付加鑑定を含む)
(2024年6月リサーチ/鑑定数等、変動する場合が有ります)
INDIA MEWAR THIN CHARACTERS RUPEE NGC Standard Brown VS1985(1928) NGC MS65 ID7780