★聖ジョージの勇姿とともに★

～1820年ジョージ3世ソブリン金貨～

1820年に発行されたイギリスのジョージ3世ソブリン金貨。

ジョージ3世の60年間にわたる統治を象徴するこの金貨は、グレートブリテン王国の輝かしい時代を物語る貴重な証として、語り継がれております。

【表面】ジョージ3世の横顔

「GEORGIUS III D.G. BRITANNIARUM REX F.D.」の刻印がその周囲を飾り、神聖な統治と王としての威厳を力強く表現しています。

ジョージ3世（1738年–1820年）は、60年間にわたりイギリスを統治した王であり、歴史に名を刻む人物です。彼の治世は、アメリカ独立戦争（1775–1783年）での敗北によって大きく揺らぎましたが、ナポレオン戦争を通じてイギリスの防衛に尽力しました。後年、精神的な問題に苦しみながらも、その強靭な統治力と王政と議会政治の進展を促した存在として、イギリスの歴史に深く影響を与えました。

【裏面】聖ジョージのドラゴン退治

リビアのシレネに現れた恐ろしい龍を退治するため、聖ジョージは王女を生贄として差し出す王や、町の人々を救います。聖ジョージが槍を突き刺し、龍を従わせることで人々は解放され、キリストの洗礼を受けるという深遠な意味が込められたデザインです。この神話的なシーンは、ただの通貨としての役割を超え、力強い象徴となっています。

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1820 G.BRITAIN 1SOV AU55 ID8498