スイス ザンクト・ガレン ダカット金貨 クマ/紋章 1781 MS63 高鑑定
¥2,980,000
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森で出会ったら怖い動物のはずなのに、キャラクターやぬいぐるみになると人気があるのがクマ。
木の棒を担いだかわいらしいクマが歩いている姿を描いたダカット金貨が200年以上前に作られていたのです。
このコインは、スイスのザンクト・ガレン(SAINT GALL、St.Gallen)で発行されました(1781年)。ザンクト・ガレンはスイス東部の中心都市で、世界遺産に登録されているザンクト・ガレン修道院がある歴史のある美しい街です。
街の名前の由来になっている修道士ガルスが7世紀にこの地にとどまり礎を築いたことに始まり、8世紀になって建てられたザンクト・ガレン修道院は、中世ヨーロッパの学芸の中心地の一つとなりました。
クマは、ザンクト・ガレンのシンボルのような存在になっているのですが、その起源には修道士ガルスとクマとの出会いの伝説があるのです。旅の途中で倒れたガルスの元にクマが現れ、暖を取るための薪を運んでくれたそうで、お礼にガルスはクマにパンをあげたのだそうです。クマが街のシンボルとして愛されていることがよくわかるガルスとクマとの交流を伝える微笑ましい伝説ですね。コインのクマがなぜ木の棒を担いでいるのかと思ったら、こんな伝説があったのです。
そして、紋章面が個性的でとても素敵です。マントに覆われた紋章の上の方には、冠や剣が配置されています。ふんわりした曲線を上手に使った、どこかファンタジーなやわらかいイメージがある紋章面です。ユニークな絵柄のクマとやわらかな曲線が美しい紋章面がデザインされたこのコインは、威厳漂う皇帝や王様の肖像が描かれた近代のコインとは、違った魅力があります。
動物が描かれた図柄で日本で人気が高いコインがいくつもあります。ライオン、羊、象、馬、鳥といった動物をモチーフにした人気コインがいくつか思いつくでしょう。このコインもかわいらしいクマの図柄なので日本で話題になっても不思議ではないのですが、今のところ話題沸騰とは聞きません。一般論として、所有している人がそれなりの人数いれば会話が成り立ちますが、あまりにレアで所有している人が少ないとそもそも会話や話題になりにくいということがあるでしょう。
このコインは発行枚数は不明で、NGCの鑑定数はPL含め2024年11月現在6枚です。鑑定数が少ない事とレアであることはイコールではありませんが、日本で鑑定済品を所有しているコレクターはわずかだと思われますから、話題に上がりにくいのかもしれませんね。将来の人気がどうなるのかは誰にもわかりませんが、なかなか魅力的なコインなのではないでしょうか。しかもMS63の高鑑定品です。(NGCの鑑定数はPL含む2024年11月現在。発行枚数は不明)
SWITZERLND SAINT GALL FR-366 DUCAT GOLD 1781 NGC MS63 ID8465
ID | ID8465 |
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国 | スイス |
材質 | 金 |
デザイン | 動物 |
グレード | MS63 |
直径 | 約21㎜~約22㎜(スラブ外から計測) |
品位 | 金=0.9860 |
発行枚数 | |
重量 | 約3.5g |
鑑定機関 | NGC |
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