チェコスロバキア1931年発行の、ヴァーツラフ1世(※)が描かれているダカット金貨です。

(※)ヴァーツラフ1世（Václav I., 907年 - 935年9月28日）は、ボヘミア公（在位：921年 - 935年）です。

ヴラチスラフ1世と妃ドラミホーラの長男で、プシェミスル朝の実質的な始祖ボジヴォイ1世の孫で4代目にあたります。

ボヘミアのキリスト教化を推進したが反対派に暗殺されました。

チェコの守護聖人ヴァーツラフとしても知られています。 

表面：ヴァーツラフ1世の半身肖像

碑文：NEDEJ・ZAHYNOUTI・NÁM・I・BUDOUCÍM

裏面：スロバキアの盾を持つチェコのライオン

碑文：REPUBLIKA ČESKOSLOVENSKÁ 1931

デザインは両面とも、ヤロスラフ・ベンダ / オタカル・シュパニエルです。

◎ヤロスラフ ベンダ(1882年4月27日 - 1970年1月12日、プラハ) は、チェコの画家、

グラフィック アーティスト、作家、切手やポスター、記念碑的な装飾のデザイナーでした。

彼の貢献は、チェコの本のグラフィックの開発に大きな影響を与えました。

◎オタカル・シュパニエル

オタカル・シュパニエル(1881年6月13日 – 1955年2月15日) は、チェコの彫刻家でした。

＜画像クリックでNGCサイトが確認可能です＞

CZECHOSLOV Ducut Gold Václav I 1931 NGC MS65 ID8419