イングランド(1361-69)発行の、エドワード3世が描かれているノーブル金貨(※)です。

(※)ノーブル金貨は、イギリスで初めて本格的に製造された「法定金貨」であり、「ノーブル」という単位を用いて貨幣価値を一律化しました。

1361年から1369年のイングランドは、百年戦争の一時的な和平とその後の戦争再開という激動の時期でした。

表面：船上のエドワード3世（剣と国章の盾を持っている）

船は、当時のイングランド海軍力を象徴し、エドワード3世が海上貿易と海軍力の強化に努めたことを表しています。

王は剣を右手に持ち、左手には紋章が描かれた盾を持っています。この盾には、イングランド王家の紋章（三つのライオンとフルール・ド・リス）が描かれており、フランス王家の主張も含まれたデザインです。

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エドワード3世は、プランタジネット朝のイングランド王です。

イングランド王エドワード2世と、その王妃でフランス王フィリップ4世の娘であるイザベラの間の長男であり、1327年に父である王が議会で廃位されたことにより即位しました。

エドワード3世は、軍人としても知られ、百年戦争において初期の勝利に貢献しました。

また、1348年にガーター騎士団を設立し、イングランドにおける騎士道の復活を図りました。

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エドワード3世の治世は、イングランドの黄金時代のひとつと考えられており、彼自身もイングランド史上有数の名君と評価されています!!

裏面：中央には十字架が描かれており、その周囲には王冠やフルール・ド・リスが装飾されています。十字架は、王権の神聖さとキリスト教信仰の象徴です。周りにはラテン語の銘文が記されており、王の権威を称えています。

NGC社鑑定で、総鑑定枚数7枚‼

本コインは、5thグレードの高鑑定3枚の内の１枚です!!

(+プラス付加鑑定を含む)

(2024年11月リサーチ/鑑定数等、変動する場合が有ります)

＜画像クリックでNGCサイトが確認可能です＞

ENGLAND NOBLE Gold EDWARD III 1356 NGC AU58 ID8326