◆スラブケースに記載されている「1915」について◆

1915年に発行されたものではなく、これ以降の発行で、発行年代が確認できないリストライク品でございます。現在もオーストリアの造幣局で新たに製造、販売されております。

弊社では、1961年以降に発行されたコインを「モダン・コイン」とし、1960年以前のコインを「アンティーク・コイン」としてそれぞれ委託販売しております。

本コインは「アンティーク・コイン」として委託販売しておりますが、1961年以降の発行である可能性がございます。

大型金貨特有のずしりと感じる重厚感と迫力、フランツ・ヨーゼフの人気、それを金純度の品位が気品を一層引き立てた高級感を感じる1枚!!

表面は、オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の肖像

国民からは信頼も厚く愛され、68年間という長い在位で、オーストリア帝国(ハンガリー帝国)の「国父」とも称されました。

妻「エリーザベト」への愛妻家としても知られ、これらが、国民的人気の高い理由なのかもしれません。

実質的な「最後の皇帝」と呼ばれており、 1916年に亡くなったため、フランツ・ヨーゼフの最後の金貨になっております。

裏面にはハプスブルク家の紋章である双頭の鷲

***** 世界が愛する『鷲デザイン』 *****

鷲は、不死身、そして強さや勇気の象徴として古くから紋章や国章、コインなどの図案に起用され、遠くを見る目が優れているという意味で、様々な国の多岐にわたるデザイン要素としても慕われております。

また、空を制する王者、最高神の使者という意味を持つと崇拝され、ギリシャ神話ではゼウス、ローマ神話ではユピテル、そしてキリスト教の聖書では神としても崇められております♪

- ゼウス -

～前身が金色に輝く美少年ガニメーデスをさらうために,ゼウスが変身した鷲の姿が、わし座になったと言われております～

- ユピテル -

～天空の神、転じて気象を司る神とされております～

※ローマ神話では、ユピテル(ジュピター)にあたり同一視されております。

NGC社鑑定で、総鑑定枚数940枚

本コインは、No.4ポジションで5thグレードの高鑑定208枚の内の１枚です。

(+プラス付加鑑定を含む)

(2024年10月リサーチ/鑑定数等、変動する場合が有ります)

＜画像クリックでNGCサイトが確認可能です＞

Austria 4 Ducut Gold Franz Joseph Restrike 1915 NGC MS67 ID8322