表面：戴冠し正面を向いたヘンリー6世の肖像

碑文：Henricus Dei Gratia Rex Angliae Et Franciae.

＝神の恩寵によるヘンリー イングランドとフランスの王

裏面：長い十字架、ペレット、2つの円で囲まれた碑文

碑文：POSVI DEVM ADIVTORE MEVM

VIL LAx CALI SIEx

＝私は神を私の助け手としたカレーの町

【ヘンリー6世（Henry VI）1421年12月6日出生-1471年5月21日死去】

ランカスター朝最後のイングランド王（在位：1422年8月31日 - 1461年5月4日、1470年10月30日 - 1471年4月11日）であり、フランス王も兼ねた（在位：1422年 - 1453年）人物です。

彼の精神錯乱と生まれ持った博愛心により、薔薇戦争の開始による自身の没落とランカスター朝の崩壊、そしてヨーク朝の台頭につながったと言われています。

後世まで残るヘンリー6世の業績としてあげられるのが、教育の発展であり、イートン校とケンブリッジ大学キングス・カレッジを設立しました。

故に毎年ヘンリー6世の命日には、イートン校とキングス・カレッジの総長が、白百合と薔薇、花を象った両校の紋章がロンドン塔のウェイクフィールド・タワーにある、ヘンリー6世が祈祷中に殺害されたとされる現場に手向けられています。

NGC社鑑定

https://www.ngccoin.hk/certlookup/6654831-057/35/

ENGLAND CALAIS S-1837 HENRY VI 4P (1422-30) NGC VF 35 (3.81g) Standard Brown ID8208