★帝国の卓越した技術が息づく１枚★

●セウェリナの視線が語る歴史の真実●

ローマ帝国が危機に瀕していた時、皇帝アウレリアヌスは再統一を果たし、安定をもたらしました。

ご紹介するのは、皇帝の妻、セウェリナを刻んだコイン。

帝国の卓越した技術が息づく、歴史的な価値を秘めた１枚です。

アウレリアヌスの治世は、AD270年から275年にわたりました。

皇帝亡き後、数年にわたりセウェリナは帝国の実質的な支配者として影響力を誇示したといわれています。

なぜ、セウェリナの肖像がコインに刻まれたのでしょうか？

政治的、歴史的背景から紐解けば、さらに深い興奮を覚えることでしょう。

刻印された彼女の視線は、時を超えて何かを語りかけているかのようです。

【裏面】杖を手にした女神の立像

ローマ神話をモチーフにしており、神聖さを象徴します。

古代コイン鑑定グレーディングは、

△

UNC・・・完全未使用ハイレベル

MS・・・未使用レベル

AU・・・準未使用レベル

XF・・・極めて美しい状態

VF・・・美しい状態

F・・・激しい損傷がない並品

▽

(上部ほど状態の良いコインです)

・・・UNC>MS>AU>EF>VF>F・・・

と、左から順に高鑑定になります。

本コインは、MS(未使用レベル)打刻:5/5、表面:4/5 の高鑑定品!!

＜画像クリックでNGCサイトが確認可能です＞

silvering・・・外観を改善するために使用されるコーティング技術を指します。

ROMAN EMPIRE BI Denarius Severina AD 274-275 NGC MS Strike: 5/5 Surface: 4/5 silvering ID7438