【追加情報でコインの直径等が確認できます】
表面:パフラヴィー2世(パーレビ国王)左向きの肖像
裏面:王冠、獅子と太陽、オークとオリーブの葉
シャムシール(刀剣)を前足に持った獅子(ライオン)と太陽をあしらったイランの伝統的な紋章です。
ペルシャ王のシンボルで、1576年から1979年までイランの国旗にも使用されていました。
【モハンマド・レザー・シャー・パフラヴィー】
パフラヴィー朝イランの第2代にして最後の皇帝として、1941年9月26日~1979年2月11日の間、在位。
イランの近代化、西欧化を提唱して発動した広範囲にわたる改革の総称である、「白色革命」を行ったことで有名な人物です。
それは工業化、労働者の待遇改善、女性参政権、教育の向上などの西欧化を推進するといったものでした。
またヒジャーブ(頭や身体を覆う布を指す)着用を禁止するなどの世俗化を進めますが、
イスラム法学者からの反発を受けることとなりました。
国王の理想通りに事は進まなかったようです。
パフラヴィー2世は多趣味で知られ、その中でも自動車コレクションは世界的にも有名で、
フェラーリやランボルギーニ、メルセデス・ベンツなど欧州のスポーツカー(スーパーカー)や
高級車を愛用していたようです。
欧米諸国との関係の深さが垣間見える一面かもしれません。
理想に燃える凛々しい横顔から、強い意志を感じられる1枚となっています!!
NGC社鑑定で、総鑑定枚数52枚!!
本コインは、No.2ポジションで3rdグレードの高鑑定18枚の内の1枚です。
(+プラス付加鑑定を含む)
(2024年9月リサーチ/鑑定数等、変動する場合が有ります)
IRAN G5P Muhammad Reza Pahlavi Shah MS2537(1978) NGC MS65 ID8189