【追加情報でコインの直径等が確認できます】
表面:右向きのカール6世の肖像
碑文:CAROLUS VI D G ROM IMP S A G HI HU B REX
裏面:戴冠した双頭の帝國鷲、盾に盾をつけ、剣と笏を持つ
碑文:ARCHID AUST DUX // BU COM TYROL date
【カール6世(シャルル6世)1685年10月1日~1740年10月20日】
1685年10月1日、皇帝レオポルト1世と3番目の妻エレオノーレ・マグダレーナ・ド・プファルツ・ノイブルクの
次男としてウィーンで生まれたカールは、かの有名なマリア・テレジアの父である人物です。
ハプスブルク家の出身で、1711年から1740年まで神聖ローマ皇帝を務め、彼の在位期間は、
ヨーロッパの政治的な不安定さと戦争の時代に重なっていました。
皇帝カール6世は、多くのコレクターのコインやメダルの主なモチーフとなっています。
神聖ローマ帝国は、10世紀から19世紀にかけて存在し、現在のドイツ、オーストリア、
スイスなどに広く勢力を持ち、複数の領邦で構成される連邦国家でした。
その中の一つであるオーストリアは、神聖ローマ帝国を構成した領邦の一つでした。
中でも神聖ローマ帝国最有力諸侯であったハプスブルク家、初代神聖ローマ皇帝ルドルフ1世が
オーストリアを獲得して以降、オーストリアはハプスブルク家の本拠地となります。
顎が目立っていたと言われている、カール6世の特徴をよく表した肖像になっているのが
特徴的な一枚です。
PCGS社鑑定で、総鑑定枚数9枚!!
本コインは、5thグレードの高鑑定2枚の内の1枚です。
(+プラス付加鑑定を含む)
(2024年9月リサーチ/鑑定数等、変動する場合が有ります)
Austria Thaler Hall 1719 PCGS Gold Shield PCGS AU55 ID8188