【追加情報でコインの直径等が確認できます】
セレウコス朝、君主であったアンティオコス7世と女神アテナがデザインされた
カッパドキア発行のテトラドラクマ銀貨です。
・・・カッパドキアでの発行はアンティオコス7世の死後と推測されます。
・・・perhaps a posthumous issue of Cappadocia
女神アテナは知恵の女神として崇拝され、アテネ市の守護者でもありました。
古代コイン鑑定(NGC社グレーディング)の「Strike*打刻」、「Surface*表面」は、
それぞれ5/5が最高数値
△
UNC・・・完全未使用ハイレベル
MS・・・未使用レベル
AU・・・準未使用レベル
XF・・・極めて美しい状態 ←←←
VF・・・美しい状態
F・・・激しい損傷がない並品
▽
(上部ほど状態の良いコインです)
本コインは、XF(未使用レベル)で、打刻:2/5、表面:4/5 のコインです!!
~~~NGC社 / Ch / XF~~~
Chが付くと同グレードのなかでも選りすぐり(Choice)という意味になり、プラス評価となります♪
オークションでは上のグレードを上回る価格が付くことも、しばしばある魅力の「Ch」なのです♫
【アンティオコス7世】
アンティオコスⅦシデテス(Αντίοχος Ζ' Σιδήτης)
●セレウコス朝シリアの王
在位期間は紀元前138年 - 紀元前129年
シデにて育ったためシデテス(シデの人)の渾名があります。
本コインは、左側部分が二十六夜月のように見え、幻想的な雰囲気を醸しだしており、
彫刻のような立体的な顔、細かい毛髪の様子が大変美しく残っております。
SELEUCID KINGDOM AR Tetradrachm Antiochus VII,138-129 BC NGC Ch XF Strike: 2/5 Surface: 4/5 ID8168